木材乾燥(水分含有率)について

住むほどに差の出る品質。木材乾燥の重要性

釘を使わず、木組みだけで作られた家や何百年にも渡って美しさを保ち続ける木造建築の素材には、日本の風土・気候にあった木材の含水率(水分含水率)を必要です。

国産材では森林から伐採後に、約90%~約200%もの水分を含んでいます。木材加工においては、原木の加工だけでは住宅素材に適さないため、自然乾燥などによって水分調整を行っています。

木材の水分含水率とは・・

含水率は寸法安定性に関わる重要な要素です。杉や桧といった樹種ごとに最適な含水率は違ってきます。

含水率が適切でない場合・・

  1. 製品の出荷後、施工までにソリなどが発生しやすい。
  2. 施工後において隙間や割れの原因となる。

フローリング、羽目板といった住宅素材では、理想的なな含水率に安定させる必要があります。

木材乾燥設備を完備

グリーンウッドでは、高品質な住宅素材を供給するために「ハイブリッド木材乾燥システム」で、樹種ごとに最適な含水率をコントロールしています。

安定した高い品質を維持できます!
  1. 自然乾燥と比べ均一な含水率を実現できる。(ムラがない)
  2. 製品化までの期間を短縮できる。
木材乾燥設備

木材乾燥設備(DRY-X)

国内で乾燥設備を有する製材工場は少ないと思います。自然乾燥に比べ、多くのメリットがある反面、乾燥に伴う多くのエネルギーが必要なため製品コストの増加につながります。

しかし当社では、無駄なコストの削減を徹底して行い、価格への転嫁を最小限に抑えています。工場直送での価格では、一般的な販売店より低い価格設定を実現しています。

販売店では品質のバラツキが・・

製品を仕入れて販売する形態のお店では、木材の含水率など目に見えない品質を保証することは難しく、施工後数ヶ月でソリや割れといった現象が生じることもあります。

もちろん、自然乾燥がダメと言うわけでなく適切に管理されていれば問題はありません。
当社では、施主様に見える形での品質管理を行い、長年にわたる安心品質にこだわっています。新築やリフォームをご検討中の方は、是非ご相談ください。また工場見学も歓迎いたします。